初夏




耳元にざわざわと風があつまってくるのは

うらなった明日をくつがえすため

黒く長い髪をばっさりと切って

容赦のない言葉よりも

容赦なく

ここを越えていくため




見上げるのは何かを望んでいるから

猫の爪で傷つけるように渇望しているから

縦にまっすぐに

幾重にも幾重にも

空は漆黒になると答えをくれるかもしれない

闇の中で眠るのはそのせいかもしれない





ふしぎなくらい新たになる、は、朽ち果てる、をともなっている

ほんの一瞬とどまることなく

すべてがやさしく循環する

からだからからだへ

こころからこころへ

やがてこころは朽ち果てることなく

































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by an_que_an531wan | 2016-04-27 18:30 |


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